お知らせ

2月9日まで市民意見募集中

2018年01月21日

2月9日まで市民意見募集中
三宮再開発にみなさんの意見をおよせ下さい

神戸市は大企業の儲けを最優先に、安倍政権の成長戦略に沿って、三宮一極集中の巨大開発を強行しようとしています。
開発を具体化するものとして「えき≈まち空間」基本計画(案)、新たな中・長距離バスターミナル整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画(案)がつくられました。神戸市は2月9日まで市民意見募集(パブリックコメント)を行っています。市民のみなさんからのご意見・ご批判を神戸市に集中していただきますようよろしくお願いします。

 

「国際競争力」の名のもとに地域破壊やめよ
三宮は既存商業の応援で活性化を

「えき≈まち空間」基本計画(案)について

「えき≈まち空間」基本計画(案)には、三ノ宮駅南を車両通行禁止にして歩行者だけが通行する空間(三宮クロススクエア)をつくり、その周辺に5つの駅前広場、新たなバスターミナルが建設されます。しかし基本計画(案)の中には予算について全くふれられておらず、市民からも「一体いくらかかるかわからないものにどうコメントしろというのか」との意見もでています。形だけ市民の意見を聞いたこととして、莫大な税金を注ぎ込む計画を進めることはゆるされません。

分析も予算規模も示さず大型事業を推進

「えき≈まち空間」(案)の2つ目の問題点は、交通の分析も無く、湾岸道路延伸など大型公共工事を合理化していることです。「三宮クロススクエア」は車両が通れなくなるため、新たな迂回道路の整備が必要になります。その迂回するのに5千億円以上かかる湾岸道路延伸の整備が必要というのが神戸市の考えです。例えば灘区から須磨区に向かうときわざわざ遠回りして湾岸道路延伸部を使うでしょうか。
3つ目の問題点はにぎわいづくりとして既存の商業を考慮していないことです。三宮には現在、三宮センター街やサンプラザやセンタープラザ、北に行くと二宮市場などの商店街もあります。三宮再開発の計画では、バスターミナルを伴う巨大ビルを新設し新たな商業床を増やす計画です。市役所2号館も1号館と同規模の高層ビルに建て替え、低層部のにぎわいづくりとして商業施設の新たな誘致を検討しています。かなりの数の商業床の増加が想定されていますが、既存の商店にどれだけの影響があるのかは一切調査をしていません。これまでもミント神戸ができて、地域の商店から「壁ができて人の流れがピタリと止まった」などの意見がでています。今の商業を大切にせずに、どんどん新たな商業の設置だけ規制緩和で誘導するなど「再開発」「再整備」と呼べない三宮壊しの計画です。

大企業・誘致企業に規制緩和で税免除次々

4つ目の問題点は、大企業・誘致企業に対するさらなる規制緩和と税金投入や免除制度がつくられようとしていることです。基本計画(案)では「都心地域へのオフィス進出を促すための経済インセンティブの検討」としています。いまでも、神戸市は「都心地域オフィス等立地促進事業」で六甲アイランドから三宮に移転してきた「P&G」1社に5年間で4億5千万円の補助を出しています。三宮一極集中をさらに加速させるために、税金を投入するなど、さらなる地域破壊につながります。
また都市再生緊急整備地域である三宮は、すでに容積率の緩和(例:ミント神戸は、同じ面積で2倍の商業床を整備できる)がされています。基本計画(案)には、さらに「商業、業務系の建築物に対する容積率の検討」がもりこまれており、景観や既存の商圏を破壊して、大企業の儲けのために神戸市が補助、緩和する、その本音がすでに表れています。
今ある三宮を大切に、既存の商店や事業者のリフォーム助成や営業支援に力をいれ、バリアフリーなど時代に合った改善こそ、活性化の本道です。

新たなバスターミナル基本計画(案)について

次に新たな中・長距離バスターミナル整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画(案)の問題点についてです。
神戸市は区役所、勤労会館を市役所3号館に移転し、その跡地にバスターミナルを伴う巨大ビルを建設しようとしています。あわせて地域の文化会館の廃止や、三宮への集約が計画されています。そんな巨大開発が必要でしょうか。地方自治の本旨は「住民福祉の増進」です。しかし特定都市再生緊急整備地域では目的は「国際競走力の強化」です。国際競走力の強化のために、地域の会館を破壊し「住民福祉の増進」が脇に置かれるようなことになってはいけません。

利用者の意見を聞かず公共施設を強引移転

まず1つ目の問題点は、利用者の声をほとんど聞かずに区役所などが移転されることです。区役所、勤労会館の移転にあわせて、生田文化会館、葺合文化センターまであわせて集約すると突然言い出しました。生田文化会館、葺合文化センターは生田区、葺合区が合区され中央区となったときにそれぞれの住民が文化施設をつくってほしいと要望してつくらせた地域の施設です。それを利用者の意見をきかず移転するなど許されません。また大倉山にある神戸文化ホールについても大ホールはバスターミナルを伴う巨大ビルに中ホールは市役所2号館に移転をされます。これについても利用者の意見は聞かれていません。利用者の声を聞かずにトップダウンで移転を決めてしまうことは許されません。

過密学校区に、神戸市が高層マンションを誘致

2つ目の問題点は、居住者が増え、近隣の小学校がさらに過密するということです。再整備ビルには「中長期滞在機能」が盛り込まれています。「中長期滞在などを可能にする高機能な居住機能」とは事実上の高層マンションのことです。このバスターミナルを伴う巨大ビルが建設される雲井通5・6丁目は中央小学校の校区になります。この中央小学校は神戸市が「今後6年について、児童の受け入れのために何らかの対策が必要、またはそのおそれがある小学校区」として「要注意地区」に指定しています。ここに大規模なマンションをつくればどうなるでしょうか。中央小学校は子どもたちがあふれてしまい、子どもたちの教育環境を奪ってしまうことになります。神戸市が、三宮一極集中のマンション計画を推進し、安心して学べる教育環境をこわすなどとんでもありません。
以上のようにこれらの基本計画には問題点が多数あります。ぜひパブコメに参加をして意見をあげましょう。今後議員団としては1月22日18時半~三宮勤労会館403号室で学習会も行います。市民の声で三宮再整備をストップさせましょう。

意見募集にあたっては、題名、住所及び氏名をご記入ください。詳しくは、神戸市か日本共産党議員団にお問い合わせください。

神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画(案)
メールは、ekimachi_iken@office.city.kobe.lg.jp

新たなバスターミナルの整備に向けた基本計画(案)
メールは、bus-terminal_iken@office.city.kobe.lg.jp

郵送・持参は中央区御幸通6-1-12
三宮ビル東館6F 三宮再整備計画係まで
FAXは、(078)222-1605まで