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地元合意ない泊地計画撤回を(みなと総局)

2013年03月06日

みなと総局質疑で赤田議員

神戸市議会予算特別委員会のみなと総局審査が3月6日におこなわれ、日本共産党の赤田かつのり議員が、ポートターミナルの改修、小型船舶を係留する泊地の設置問題、戦略港湾に基づく神戸港の大水深バース建設、神戸空港問題などを取り上げました。

神戸市は今議会に、神戸市港湾施設条例の一部を改正する条例案を提出しています。この条例案は、小型船舶を係留する際に泊地等の使用料を徴収するというもの。兵庫区などに5カ所の泊地が設置予定とされています。しかし、この設置計画は議会には示されていません。大かわら議員が調査する中で、当局が提出して明らかになりました。神戸市は「地元の合意はとれている」というものの、自治会長らは「合意した覚えはない」としています。泊地が計画されている地域は、以前にもボートパーク構想として進められ、地元の反対運動で中止になった経緯があります。

赤田議員は「地域住民から戸惑いの声が出ている。拙速にすすめるのではなく、説明会等を開くなど、丁寧におこなうべきだ」と求めました。

神戸市は、公共埠頭計画を変更し、六甲アイランドの岸壁RC6、RC7を水深16メートルに、第三航路の幅員を100メートル広げるとしています。ポートアイランドのPC18はすでに16メートルバースになっていますが、大型船の入港は増えていません。

赤田議員は、成功する確実性もない大型公共事業は白紙に戻すべきだと求めました。

◇ 答弁:岡口憲義みなと総局長らは「(泊地)水面利用者、漁業関係者、地元の意見も聞きながら、係留場所などの調整も図り、おおむねご理解いただけた。さらに説明、調整をはかりながらルールづくりをすすめていきたい」「(大水深バース)2015年のパナマ運河の拡張によって大型船の通行が確実視されている。ユーザーから1日も早い整備を求められている。今すぐ着工しても間に合わない。ユーザーの具体的な希望にこたえるというのが、一番分かりやすい必要性だ。なぜ反対するのか私には理解できない」などと答えました。

◇  赤田議員は、泊地問題について、神戸市との会議に出席した人が「泊地をつくることに了承した覚えがない」と言っているとして、合意形成ができていないことを指摘しました。大水深バースについては、いつも大型船が来るということを理由に建設してきたことを指摘し、事業費100億円は市民のためにこそ使うべきだと批判しました。

赤田議員は神戸空港が管理収支も赤字となっていること、新都市整備事業会計などからの支援なしでは成り立たないことを指摘、新都市整備事業会計の資金は市民のために使うべきで、管理収支への補てんは中止するよう求めました。