トピックス

市の基本姿勢を放棄する巨大人工島構想は中止を(一般質問:味口)

2017年07月09日

市の基本姿勢を放棄する巨大人工島構想は中止を
味口議員が一般質問

質疑項目
1.神戸港将来構想
 ●六甲アイランド南
  人工島埋め立て計画について
 ●神港突堤西地区
  高層商業ビル建設について
2.三宮一極集中の再開発
3.港島関連団体問題

6月26日の神戸市議会・本会議で、日本共産党神戸市会議員団の味口としゆき、大前まさひろ議員が一般質問をおこない、久元喜造市長の政治姿勢を質しました。

味口としゆき議員は、神戸港開港150年の式典で突如発表された「神戸港将来構想」について質問しました。
「構想」の重点プロジェクトの一つは、六甲アイランド南の産業廃棄物埋め立て地であるフェニックスの新たな人工島計画です。そこに、まだ出来てもいない大阪湾岸道路を延伸させ、巨大なコンテナターミナルを整備する「ロジスティクスパーク構想」です。
市民からは「なぜ新たな島をつくるのか」「不要不急の人工島ではなく、市民のくらしを直接応援する施策を」という意見があがっています。
六甲アイランド南の人工島計画は震災前からありましたが、矢田立郎前市長が「大規模投資は抑制し、市民生活に身近な投資を優先する」「六甲アイランド南は凍結する」という選挙公約をかかげ1期目の市長選挙で当選。その後の議会でも市政でも基本姿勢となっています。
味口議員は、矢田前市長の「大規模投資は抑制し…」とする発言を紹介し、矢田前市政が大規模投資を抑制したかは議論が分かれるが、久元市長が「継承するとした」矢田市政の重点公約である六甲アイランド南の凍結を解除することは、市民生活に身近な投資よりも大規模投資を優先することに他ならないと批判しました。

 

答弁ダイジェスト

味口議員:矢田前市長の公約を変える方向をうちだすのは、大規模投資を優先するということか。
久元市長:「凍結」は選挙公約というが、大事なのは市会でどのような議論があり、どう答弁したかだ。
味口議員:紹介した発言は議会答弁である。こどもの医療費ゼロという自らの公約を反故にし、今度は、前市長の公約まで「選挙公約がどうだったかは問題ではない」と言って放棄するのは二重に許されない。

 

港島関連団体問題
職員の訴え隠ぺいする副市長
問題なかったとかばう市長でいいのか

味口議員は、港島の地域団体の問題について質問しました。
今年3月神戸新聞の報道で、港島の地域団体が、地元会館や学校運営に不当に介入し、補助金を極端に多くうけとっていることが発覚。
この報道の2年前に、中央区の幹部職員が岡口副市長に報告・対応を求めていましたが、副市長は是正の措置をとりませんでした。
日本共産党神戸市議団は、幹部職員が副市長に提出した「港島自連協にかかわる現状について」と題する文書を、独自に入手。文書には「港島ふれあいセンター等に支出している各局の補助金や指定管理料等を把握・管理・指導できる状況になく、市として情報公開に対応できない」「民生委員の指導・監督権限を持つ『中央区長特別顧問』の職を設け、これを委嘱しているが、法的根拠はなく、違法の可能性も高い」など、報道で明らかになって是正された内容が記載されていました。
味口議員は、幹部職員から副市長に対応を求める文書を2年も隠ぺい放置してきた責任は重いと追及。久元市長の「副市長はその時適切に対応した」とする姿勢を批判しました。

 

答弁ダイジェスト

味口議員:岡口副市長は、(区の幹部職員が報告した2週間後)対応を求める文書が出されているが、市長は知っていたのか。
久元市長:(区の幹部職員が報告した2週間後の文書は)副市長から見せられた記憶はない。
味口議員:不当要求への対応を求める文書を、報道があっても市長に見せない。これで適切に対応されたと言えるのか。市長は風通しが悪い体質があったというが、それは市長や副市長のところにある。いくら内部通報の制度を触っても解決しない。