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六甲山の森林資源活用を(環境局:金沢)

2014年03月06日

神戸市議会予算特別委員会の環境局審査が3月6日に行われ、日本共産党の金沢はるみ議員が質問に立ち、新クリーンセンター整備、小水力や太陽光・地熱など省エネルギー開発の推進、神戸製鋼の高炉廃止にともなう電力事業(石炭火力発電)拡大問題をとりあげました。

予算案では、新クリーンセンター整備費として87億円が計上されています。同センターの費用は、設計工事と用地取得費で総額332億円にのぼります。30年後の建替え用地費なども含まれており、ごみ減量を進める目標から見ても過大な事業なっています。

金沢議員は、ごみ焼却炉の高度化・大型化ではなく、ごみ減量の取り組みへの支援にこそ、もっとお金を使うべきだと指摘。また、具体的な取り組みとして六甲山の間伐材をチップやペレット・マキにして、ストーブ燃料に転活用するよう求めました。

同議員は、資源ゴミの持ち去りを禁止する条例改正についても質疑。同条例改正は、ゴミステーションに出された、アルミ缶など資源ごみの「持ち去り」を禁止するというもの。違反すれば刑事罰を科す内容になっています。この改正案について、ボランティア団体や市民から「ホームレスの人の生活の糧を奪うことになり、アルミ缶収集を行っている自治会活動も阻害する」など、批判の声が上がっています。金沢議員はこうした声を紹介し、刑事罰や罰金を科すような条例改正はやめるよう求めました。

◇ 答弁:質問に対し大森正明環境局長らは「六甲山は治山事業で整備されており、林業がないため、積み出し道など輸送手段が課題となっている。局としてあきらめているわけではなく、有効利用の観点から検討をつづけたい」「(資源ごみ持ち去り条例)条例改正で、地域活動を否定するつもりはない」「ホームレスの人については、福祉の巡回相談員を通じて福祉施策で対応したい」「施行は10月なので、それまでに広報・周知を徹底したい」などと答えました。