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市民不在の三宮開発中止を(住宅都市局:味口)

2014年10月03日

 住宅都市局審査で味口議員

 10月3日に開かれた神戸市議会決算特別委員会住宅都市局審査で、日本共産党議員団の味口としゆき議員が質問に立ち、三宮開発と借上住宅問題を取り上げました。

三宮開発は、三宮駅前整備の財界試案にみられるなど、まさに財界主導で進められています。地域の商店などの声が反映されているとは言えません。本会議で副市長は「検討委員会、構想会議には、基本的に代表者に入っていただいている」などと、都心の未来の姿検討委員会や三宮構想会議に地域代表が入っていることで「地域の声を聞いている」との態度を示しました。

駅ビルの建て替えについても、JRや阪急任せです。大規模な商業ビルができれば、人の流れも変わり、周辺商店街や市場に大きな影響が出ることは必至です。現に、阪神三宮駅東口が3層構造(デッキと地上、地下の3つの通路を確保する方法)で整備されましたが「お客さんが減ってしまった」などの声も上がっています。

味口議員は、こうした声も紹介しながら、JRや阪急の駅ビルの建て替え計画、それに伴う地域商店街等への影響などを丁寧に調査することなどを求めました。

答弁:質問に対し山崎聡一住宅都市局長らは「(駅ビルの建て替え)中身についてはそれぞれの事業者が考える」「(三層構造)三宮の駅前はバスターミナルが整備されていないとかを改善していく。その一環で三層構造がでている。三層それぞれが独立でなく連携して、地上から上がるし、地上から地下に降りるし、といろんなやり方ができる」「(ミント神戸)建設後の影響について調査した記憶はない。個別の開発に対する商業的な影響は把握してない」などと答えました。

味口議員は「どんな影響が出ているかも調査せず、これ以上、商業ビルをつくったり、駅ビルをリニューアルすれば、さらに深刻な影響が出る」と批判、三宮開発構想エリア内すべての事業所を対象に調査することを重ねて求めました。

借上住宅について、味口議員は「オーナーから返還を求められている」などとして11団地の入居者に「期限までの転居」を求めていることについて、オーナーに責任転嫁していると批判。神戸市がオーナーとの面談で継続を希望するオーナーにも返還が基本だと迫ってきた経過があることを指摘し「市のやり方はフェアではない」として、入居者に送っている文書の撤回を求めました。

また、共同建て替えのカルチェドミロワ住宅について、90歳をこえる入居者を地域でくらしている人がささえている状況を示し、「コミュニティをバラバラにしてしまう今のようなやり方は絶対にやめるべきだ」とただしました。 ◇ 答弁:質問に対し長谷川達也住宅担当局長は「オーナーとどういうやり取りがあったのか、今はじめて聞いた。入居者の居住の安定を願って日々努力している」などと無責任な答弁をおこないました。

 

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