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神鉄シーパスワンの値下げを(住宅都市局:赤田)

2016年03月27日

神鉄シーパスワンの値下げを
住宅都市局審査で赤田議員

質疑項目
1.シーパスワンプラス利用しやすく
2.三宮の再整備について
3.東多聞台の住宅について
4.借上げ住宅は入居者の事情を考えて

3月7日に神戸市議会予算特別委員会が開かれ、日本共産党の赤田かつのり議員が、住宅都市局の予算について質疑しました。
神戸電鉄が神戸高速線まで利用できるシニア利用パス「シーパスワンプラス」を発行することになりました。粟生線の再生をめざして活動を続ける市民団体が独自アンケートを実施しました。赤田議員は、このアンケートで「割安感がない」「料金をもっと安くしてほしい」との声が多く寄せられたことを紹介。シニアの人がもっと町に出やすくするためにもシーパスワンの値下げの検討を求めました。
予算案で「都心・三宮の再整備」に約23億円が計上されています。サンパル・サンシティ・中央図書館・中央区役所の施設を全て移転させ、この跡地に現在、点在している中長距離バスのバスターミナルを1箇所に集約するとしています。
昨年11月、サンパル・サンシティの区分所有者集会が2回開催されていますが、店子には話し合いの場はもたれていません。また、この集会では「バスターミナルを整備する意義が理解できない」「他都市のようにならないかと心配」などの不安の声があがっています。
赤田議員は「点在しているバスターミナル全てを集約しても、予定の跡地の広さにならない」「新たに作ろうとしているバスターミナルがどのようなものかが分からない」「商業施設を移転すると、そこで店が続けられなくなることがある」と指摘。赤田議員は「市民不在の計画は問題」として計画は中止するよう求めました。
神戸市は、東多聞台住宅(学が丘6・7丁目)の厚生年金住宅と市営住宅の一部を整備するとして、現在の管理戸数を大幅に削減する計画です。450世帯(3月2日現在)の入居者のみなさんは、建替えられた市営住宅に順次転居するとしていますが、PFI方式が採用され、425戸しか整備されません。また、家賃が高騰する可能性があります。
赤田議員は「整備後の戸数がほぼ半減している」「PFI事業者に委ねるのではなく、神戸市が直接責任を持って建設すること」として「現在の敷地を活用して管理戸数分は維持して建設するべき」と求めました。
久元神戸市長が借上復興住宅・キャナルタウンウェスト住宅の入居者に対し、「理解がないから司法の判断に委ねる」として、3名の入居者にたいし住居の明け渡しと損害賠償を求めて、神戸地裁に提訴しました。赤田議員は「これは復興災害の最たるものであり、言語道断の暴挙」「復興住宅に住む住民を震え上がらせている」として強く批判しました。
一方、兵庫県は「継続入居の可否は画一的な基準で判定するのではなく、入居者の事情を考えて柔軟な対応する」としています。
赤田議員は、神戸市は追い出し一辺倒な態度を改めて「借上住宅の住民の暮らしの実態に寄り添う対応」を強く求めました。

答弁:山崎聡一局長らは「(シーパスワンプラス)通常ならば湊川から三宮は往復300円かかるが、パスを利用すると220円で利用できる」「途中下車も可能なので通常の運賃とくらべ安い料金設定になっていると考えている」「パスの目的には神戸電鉄の利用促進もあり、神戸電鉄沿線以外の人にも使ってもらうことも考えている」「(三宮の再整備)パースの図はイメージであり、具体策はこれからの検討になる」「1バース当たり500㎡が必要なので1万5000㎡の敷地が必要と考えている」「既存のミント神戸バスターミナルと一体となって利用できる利便性の高いターミナルを実現したい」「パブリックコメントも行い市民からの意見は聞いている」「地域の方々と議論していくベースはできていると考えている」「(東多聞台の住宅)建替え後も入居を希望する世帯の戸数分は確保する方針としている」「厚生年金住宅は当初の役割を終えつつあると考え、厚生年金住宅は更新時期にあわせて廃止したい」「家賃は公営住宅法、市営住宅条例に基づき応能応益家賃であるが、建替え後に家賃が上がることは考えられる」「建替え後の家賃は激変緩和措置としての特例が用意されている」「(借上住宅)借上住宅は緊急的な措置での導入である」「市の財政負担、公平性の観点から20年の借上げ期間をもって所有者に返還する」「入居者には5年間かけて丁寧な対応をしてきた」「これまでに住み替えた人たちとの公平性を考えると、こういった状況は早く解決する必要があり提訴した」などと答えました。