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福祉パス改悪は中止を(保健福祉局)

2013年03月04日

保健福祉局審査で花房議員

神戸市議会予算特別委員会の保健福祉局審査が3月4日に行われ、日本共産党の花房ふみ子議員は、福祉パス、神戸電鉄への敬老パス、福祉パス適用、借上住宅入居者対策、乳幼児医療費助成制度、特別養護老人ホームなどへの上下水道料金減免問題などを取り上げました。

福祉パスについて神戸市は、生活保護世帯を対象から外すとしていますが、その理由として移送費がでることなどをあげています。しかし、移送費は申請がない限りは支出されません。手続きも複雑で、そう簡単に出るものではありません。

花房議員は、出るかどうかもわからない移送費を理由に、福祉パスを取り上げるのはやめるべきだと追及しました。

神戸電鉄への敬老パス、福祉パスの適用を求める声は、北区、西区住民から強く求められています。特に北区では、神鉄が日常生活路線として利用されています。花房議員は、パスを適用することで粟生線も含めて神鉄の乗客も増え、北区、西区民の足を守ることにつながるとして、適用を求めました。

神戸市は、借上住宅入居者にたいして、20年の期限を理由に転居を求める態度は変えていません。移転が困難な入居者への対応策は検討するとしています。

借上住宅では、ようやく築きあげられたコミュニティ、隣近所の絆で、高齢者や障がい者の生活が支えられています。もし、要介護の高い人や重度障がい者だけを残して、その人たちを支えている人たちを追い出すことになると、残された人はたちまち生活ができなくなってしまいます。花房議員はこうした点を指摘し「新たな孤独死を生み出すことになりかねない」として、保健福祉局として強制的な転居はやめさせるべきだと求めました。

このほか、花房議員は乳幼児医療費助成制度について中学校3年生まで無料にすること、特別養護老人ホームなどへの上下水道料減免の継続を求めました。

◇ 答弁:雪村新之助局長らは「(福祉パス)敬老パスや福祉パスの対象の基本は近距離でバスが基本だ。財政的にもこれ以上負担金を増やすのは難しい」「(借上住宅)特に移転に配慮を要する人に対して外部の人から専門的意見を聞くことにしている。移られる人が安心感を持ってもらえるよう、切れ目のない援助を行っている」「(神鉄への敬老パス、福祉パスの適用)神鉄粟生線は広域的な鉄道路線。敬老パス、福祉パスは、粟生線存続とは別問題」などと答えました。

◇  花房議員は、移送費が支出されるのはごく限られていることを指摘、対象外となれば通院も抑えられることになり、重症化にもつながるなどと批判、福祉パスの改悪中止などを強く求めました。